
クレジットカード現金化の申し込み
急な出費で時間がない時に消費者金融などを利用する場合は、審査などで時間がかかってしまい、すぐに自分の口座へ入金されない場合があります。
しかし、クレジットカードのショッピング枠現金化は、いつでもインターネットからすぐに申し込むことができ、手続は短時間で完了します。
また、クレジット現金化サービスは、申し込み手続き完了後、最短5~30程度で指定口座へ入金してくれます。
このように、クレジットカード現金化は、短時間で現金を手にすることが出来るという点が最大の魅力です。
クレジットカード現金化は銀行などと違い「審査不要」

クレジットカードのショッピング枠現金化のメリットの一つに、銀行や消費者金融などが提供しているカードローンやキャッシングサービスとは違い、現金を手にする際に審査がないという点が挙げられます。
銀行・消費者金融の審査
例えば、銀行・消費者金融のカードローンを利用する際は、必ず審査を受ける必要があります。
審査に通った後に契約をし、専用のカードが発行され、そのカードを利用してATMなどで借入するという流れが一般的です。
銀行や消費者金融などの金融業者の審査時には、必ず信用情報機関で信用情報の照会が行われます。
ローンの申し込みから審査の流れは、「事前審査・信用情報の照会」「本審査・スコアリング審査」「在籍確認」という3つのステップで進みます。
信用情報機関とは
現在利用しているローンの内容やクレジットカードの申込実績、利用履歴、事故履歴などの情報は信用情報として信用情報機関に記録されます。
日本信用情報機構(JICC)
日本信用情報機構(JICC)の加盟会員は、約65%が消費者金融で、消費者金融の約80%が加盟している日本の信用情報機関です。
加盟会員は、消費者金融がメインですが、金融機関やクレジットカード会社、信販会社も加盟しており、全ての業種を網羅している信用情報機関だと言えます。
株式会社シー・アイ・シー(CIC)
株式会社シー・アイ・シー(CIC)とは、クレジット会社の共同出資で昭和59年に設立された会社で、消費者ローンや割賦販売など、クレジット事業を行う会社を主な会員としています。
また、貸金業法に基づく指定情報機関、割賦販売法に基づく指定信用情報機関としての指定を受けた唯一の機関です。
CICは、クレジットやローン市場の発展と維持という役割を担っています。
全国銀行個人信用情報センター (KSC)
全国銀行個人信用情報センター (KSC)は、消費者信用の円滑化等を図るために、一般社団法人全国銀行協会が設置、運営している個人信用情報機関です。
全ての銀行は、このKSCに加盟しています。
信用情報機関には、日本信用情報機構(JICC)、株式会社シー・アイ・シー(CIC)、全国銀行個人信用情報センター (KSC)の3社が存在しますが、この3機関は、それぞれCRIN(Credit Infomation Network)と呼ばれる相互交流ネットワークを通じて情報交流をしています。
CRIN (クリンとは)
「CRIN(Credit Information Network)」での情報共有は株式会社日本信用情報機構(JICC)と(株)シー・アイ・シー(CIC)の間で利用されている「FINE(Financial Information Network)」とは異なり、ネガティブ情報だけが共有されています。
ネガティブ情報とは、俗に金融事故と呼ばれる情報のことで、ローンやクレジットカード等の契約内容とその返済状況(入金の有無、延滞・代位弁済・強制回収手続等の事実を含む)や官報情報(官報に公告された破産・民事再生手続開始決定等)の履歴などのことです。
FINE(ファインとは)
JICCとCICの2社は、貸金業法に基づいてFINE(Financial Information Network)と呼ばれる指定信用情報機関間の相互交流ネットワークを通じて、情報交流を行っています。
カードローンを申し込むと、銀行や金融業者は、信用情報機関で申込者の信用情報を照会して利用履歴を確認します。
総量規制の上限にかかっている場合や、収入に対してすでに大きな借り入れがある場合、また延滞履歴や債務整理の事実が残っている場合は、総じて審査に通ることはなく、ほとんどの場合否決となります。
クレジットカード現金化は審査不要なので誰でも利用可能

クレジットカード現金化サービスは、貸金行為ではないため、現金化業者は審査をする必要はありません。
当然、審査だけでなく、担保や保証人も必要ありません。
そのため、クレジットカードのショッピング枠を利用することが出来れば、誰でも現金化サービスを受けることが出来ます。
働いていない方や専業主婦の方、ブラックリストになっている方など、銀行や消費者金融などの融資審査に通ることが出来ないという人にとっては非常に有効な現金調達手段です。
クレジットカード現金化は総量規制の対象外
クレジットカード現金化は、平成22年6月18日より施行されている貸金業法による総量規制の対象外です。
総量規制とは、消費者金融などの貸金業者での借入は年収の1/3までに制限される仕組みのことを言います。
しかし、クレジットカード現金化は、貸金行為ではないため、借金に該当しません。
そのため、年収の1/3を超えている場合であっても、クレジットカードのショッピング枠に余裕があれば現金化サービスを受けることが出来ます。
クレジットカード現金化は、収入に縛られず現金を手にすることが可能なので、すぐに現金が必要な方にとっては大きなメリットです。
クレジットカード現金化の必要書類

クレジットカード現金化の利用時における必要書類は、身分証明書(免許証・保険証・パスポート・住民票など)とクレジットカードの2つです。
用意する必要書類は、ほとんどの現金化業者で共通しています。

身分証明書
身分証明書をFAXや携帯電話の写メールなどを利用して送付します。
このプロセスは、銀行や消費者金融などの申し込み時における本人確認と同じです。
本人確認以上のものではないため、勤務先や勤務年数、年収、現在の借入れ状況などといった詳細な情報を伝える必要はありません。
クレジットカード
クレジットカード現金化サービスを利用する際には、当然クレジットカードが必要なります。
しかし、身分証明書のようにカードの表裏をコピーして送付する必要はありません。
カード偽装・盗難カードの有無やカード名義の一致を確認するために、カード情報の提出を求める業者も存在しますが、基本的にはカード情報を送る必要はないのです。
クレジットカード現金化サービスは、通常のショッピングと同じ商品売買です。
クレジットカードの表裏のコピーを提出するよう求められた場合は、利用を取り止めるようにして下さい。
カード情報は他人に知られてはいけない情報

クレジットカードの裏面には、自分の名前を書き入れる署名欄がありますが、その署名欄の右横に、数桁の数字が記載されています。
この番号の下3桁は、セキュリティコードと言いわれる極めて秘匿性の高い情報です。
インターネットショッピングでは、オンラインでクレジット決済をする際に、このセキュリティコードの入力が求められます。
このセキュリティコードを入力することで、カードの所有者ではない第三者のなりすまし利用を防止することが出来ます。
しかし、このセキュリティーコードを第三者に知られてしまうと、不正使用に遭うリスクが高くなります。
カード番号、セキュリティコード、名前という3つの情報が、他人に取得された場合、簡単になりすまし利用をされることになります。
このように、クレジットカードの表裏には、カード決済に必要な情報が揃っているため、安易に情報を送付するのは危険です。
カード情報を知られてしまったら?
万一、クレジットカードの情報を盗られたり、カードを盗難された場合は、すぐにカード会社に連絡して利用停止するように伝えて下さい。
また、警察に被害届を提出するなど、クレジットカード会社が定める手続きを取り、カード会社が明らかに不正利用だと判断した場合は、その不正請求を無効にしてもらえます。
ただし、不正利用に対する保証の有無は、クレジットカード会社ごとに定めている規約が異なるため、不正利用の連絡をした際に確認して下さい。
連絡が遅くなればなるほど、不正利用に遭う可能性は高まるので、判明した時点で連絡をすることが望ましいと言えます。
そして、古いカードは破棄して、新しいカードを発行してもらうようにしましょう。
2回目以降は振込までの時間が大幅に短縮
クレジットカード現金化の簡単申込は、リピーターになると振込までの時間が大幅に短縮されます。
2回目以降は本人確認の必要が無いので、申し込みから振込までトータルで10分程度のスピードで振込んでもらえます。
また、業者によっては、利用回数が多くなることで、還元率をアップしてくれるところもあります。
総括
クレジットカード現金化を利用する際は、リスクがあることを十分に考慮した上で利用する必要があります。
その上で、事前にしっかりと業者の下調べを行い、個人情報の取り扱いに対して細心の注意を払って行いましょう。
クレジットカード現金化は、簡単で便利なサービスですが、このような利用者の心理を突いて悪事を働く業者が存在することを忘れてはいけません。