クレジットカード現金化の還元率について

還元率（換金率・現金化率・キャッシュバック率）とは、利用金額に対して何割のお金が返ってくるかを示す指標です。

クレジットカード現金化の還元率は、利用者が商品を購入した際に、クレジットカード会社への手数料と、クレジットカード現金化業者が得る手数料を差し引いた金額のことを言います。

つまり、この手数料が差し引かれた金額が、利用者が受け取ることができるお金です。

例えば、クレジットカードのショッピング枠を利用して、還元率90%で10万円を現金化する場合は、以下の通りになります。

10万円での利用時の還元率が90%だとすると、手元に入る現金は9万円です。

10万円のうち9万円がキャッシュバックとして受け取れる金額になるので、その差額の1万円が利息に相当します。

クレジットカード現金化業者から振り込まれる金額は、各業者がそれぞれ設定している還元率に基づきます。

もちろん、この還元率が高い方が、多くの金額を手にすることが出来るため、利用者にとってプラスとなります。

つまり、クレジットカード現金化サービスを効率的に現金化するためには、還元率に依存するということになるのです。

還元率の相場

ネット上にクレジットカード現金化サイトは沢山ありますが、還元率やサービス内容、利用のしやすさなどは業者によって様々です。

大手現金化業者の還元率の相場は、以下の通りです。

還元率の相場は、どこも８５％～９０％程度になります。

このように、利用金額が大きければ大きいほど、還元率も高くなる傾向にあります。

個人の方の場合は、20万円以下というケースが多いと思いますので、還元率も85%くらいが相場となります。

ただし、キャンペーン※や現金化業者との相談次第では、より高い還元率で現金化してくれることもあるので上手に活用したいですね。

※クレジットカード現金化業者によっては、還元率アップ期間や、友人紹介キャンペーン、他社から乗り換えなどで、還元率を優遇してくれるところもあります。

プランによって変わる還元率

また、クレジットカード現金化の還元率は、業者が提示するプランによっても変わってくる場合もあります。

多くの場合、現金化業者は、最短5分～30分程度で対応してくれる「即日プラン」と、約一週間後に振込みをしてくれる「通常プラン」といった、いくつかのプランを設けています。

「即日プラン」は、申し込めばその日の内に、指定口座にお金を振り込んでもらえるので、急な出費がある時には非常に便利ですが、還元率が「通常プラン」に比べて1%程度低くなります。

「通常プラン」は、振り込みまで約一週間と時間的な猶予がありますが、「即日プラン」に比べて還元率は1%程度高くなるので、時間に余裕がある人には、「通常プラン」の方がお得だと言えます。

その他にも、女性の方だと還元率が高くなる「レディースプラン」や、中小企業の事業者の方を優遇してくれる「法人プラン」などの特別プランを用意している業者もあります。

このように、クレジットカード現金化は、自分にもっとも適したプランを選ぶことで、還元率がお得になる場合があるので、自分に合ったプランを賢く選びましょう。

高すぎる還元率に注意

クレジットカード現金化サービスの仕組みを考えれば分かることですが、あまりにも高い還元率を提示している業者は注意するべきかもしれません。

なぜなら、クレジットカード会社へ支払う手数料は3％～5%程度になるからです。

また、当然、クレジットカード現金化業者も手数料を得る必要があるので、異常に高い還元率を提示している業者は、赤字前提で営業しているということになります。

確かに、高い還元率を設定しているクレジットカード現金化サイトを利用する方が、利用者にとってメリットが大きいのですが、あまりにも高い還元率を掲載している業者は、還元率を詐称している場合があります。

また、利用希望額に比例することなく、一定の還元率を提示している業者は、何か裏があるのではと考えて注意するようにしましょう。